妻の離活

夫からのモラハラへの恐怖心が大きく、夫に話しかけることすらできないという状況では、話し合いをするどころか、離婚を切り出すことすらできそうもありません。このままでは、夫からのモラハラがエスカレートしたり、あなたの苦しみが増す一方になったりするかもしれません。このような場合、まずはご両親などの身近な方を介して、夫との話し合いの糸口を探ってみましょう。ただし注意すべきは、身近な方に間に入ってもらう場合、感情的な面からの新たなトラブルが発生する場合があることと、一般の方は離婚や法律に関する知識・経験が少ないことから、解決までに時間が必要になることが予想されます。

モラハラ夫との離婚の話し合いを進めるために、身近な方に間に入ってもらったり、弁護士などの専門家に対応を依頼したりする場合でも、モラハラ夫からあなたに対して、電話やメールなどによる連絡が来ることが考えられます。できれば、別居を始める段階で、電話番号やメールアドレスを変更することも検討しておきましょう。場合によっては、連絡先を変更するだけでなく、新たな住所なども教えないほうが良いかもしれません。別居後、あるいは離婚後に、生活費や慰謝料、子どもの養育費などについて請求したりしなければならない場合があるかもしれませんが、弁護士に依頼しておくと、弁護士から夫に連絡してもらえるので安心です。