いきなり問い詰めるより、冷静に「証拠集め」を。
浮気(不貞行為)は「離婚原因」として法的に認められますが、「浮気の証拠」をつかんでおくことが欠かせません。単なる「疑い」で離婚することはできませんし、証拠をつかんでおけば、再出発に向けた話し合いを有利に進めることもできます。いきなり問い詰めたりせず、冷静に証拠を集めつつ、近い将来について考えていきましょう。もしも、あなたの思い過ごしだったとしても、それに越したことはありませんから。
浮気が疑われる夫とは、もう一緒にいたくない!「帰宅時間が遅くなった」、「休日出勤が増えた」、「知らない女性から電話があった」。夫はどうやら浮気をしているらしい。これ以上、一緒にいるのは耐えられない…。そんなとき、別れに向けて妻(女性)が取るべき行動とは? |
浮気(不貞行為)は「離婚原因」として法的に認められますが、「浮気の証拠」をつかんでおくことが欠かせません。単なる「疑い」で離婚することはできませんし、証拠をつかんでおけば、再出発に向けた話し合いを有利に進めることもできます。いきなり問い詰めたりせず、冷静に証拠を集めつつ、近い将来について考えていきましょう。もしも、あなたの思い過ごしだったとしても、それに越したことはありませんから。
夫の行動が怪しい…といったときは、ひとまず落ち着いて、証拠を一つひとつ拾い上げていきましょう。ただし、不貞行為の証拠としては「浮気相手とホテルに出入りする場面を撮影する」くらいのことは必要です。それなりの費用はかかりますが、興信所の利用も一つの手です。不貞の証拠があれば、慰謝料や親権の話し合いを有利に進めることもできますし、浮気相手が分かっていれば、浮気相手に慰謝料を請求することもできるのです。
「浮気をするような夫と暮らすなんてムリ!」というお気持ちは理解できますが、離婚をするとなると、「二人の財産を分け合う」必要があります。いま現在、二人の資産はいくらあるのか?住宅や自動車などのローンはどれだけ残っているのか?それらの名義はどうなっているのか?といったことを把握しておきましょう。場合によっては離婚することで、生活苦に陥ってしまうこともありますので、お金の面はとくに慎重な対応が大切です。
「夫に対する気持ちが薄れた」ときが、別れを切り出すタイミングではありません。証拠を集め、資産とローンを把握した後で、もう一度「離婚すべきかどうか?」についてじっくり考えてみてください。別れる決意ができていれば、「離婚を決意した理由」「離婚の方法」「将来のプラン」など、あなたの考えを伝えてください。別れを切り出すまでに、少なくとも数ヶ月は必要になると思いますが、これから先の人生を考えると、数ヶ月という期間が無駄になることは決してないはずです。