離婚を視野に入れた別居なのか見極めましょう。
こちらにその意思がなくても、夫側は離婚を考えている可能性もあります。専業主婦にとって突然のことに対する驚きと共にこれからの生活のことを考えると不安が募るばかりでしょうが、夫の意思と、自分自身の考え方をしっかりと見定めて、今後のことをよく考えましょう。離婚が回避できない可能性もふまえて、準備をしておくことも大切です。
専業主婦としてやりくりする私を横目に、知らぬ間に部屋を借りていた夫・・。夫が家に帰らないことが増えてきたと思ったら、知らない間に部屋を借りていることが判明。問いただすと自分の趣味のための部屋と時間が欲しかったからと。部屋も一度見せてもらったけれど、鍵は渡してくれず、そこで過ごすことが増えてますます帰らない日が増えてきました。生活の拠点をそちらに移そうとしているようで不安です。 |
こちらにその意思がなくても、夫側は離婚を考えている可能性もあります。専業主婦にとって突然のことに対する驚きと共にこれからの生活のことを考えると不安が募るばかりでしょうが、夫の意思と、自分自身の考え方をしっかりと見定めて、今後のことをよく考えましょう。離婚が回避できない可能性もふまえて、準備をしておくことも大切です。
部屋を借りているというと、離婚原因となる女性関係は大きく疑われます。確かに、夫が一人で息抜きをする部屋なのかもしれませんが、まずは、部屋を借りている目的が何かを見極めなければなりません。
夫が正直に話してくれれば良いのですが、都合の悪いことをすぐに話してくれるとは限りません。
部屋を借りている目的によっては、当然、今後の方針が変わってきます。
まずは、冷静に判断するようにしましょう。
夫との話し合いの結果、夫側に離婚する意思が認められた場合、それ以降の別居については、離婚を前提とした別居であるとみなされる可能性があります。
裁判で、離婚原因と認められる特段の事情がない場合、夫側は、長期に亘る別居をすることで、裁判でも離婚が認めてもらえるように準備をしていたのかもしれません。
相当な経済的ゆとりがあって部屋を借りて別所帯にするのであれば格別、妻は専業主婦で他に収入がないにもかかわらず生活費を渡さなくなっている場合は「悪意で遺棄している」と判断される可能性もあります。夫婦は同居してお互いに扶助する義務が法律によって定められているからです。もしも、離婚へと話し合いが進んだ場合に備えて、夫の実際の収入や保有財産を知っておくことも重要です。結婚後に得た財産は、基本的に共有財産となるので離婚の際には分与しなければなりません。そのためにも、何をいくら所有しているのか知っておきましょう。