被害者・加害者共に、DVの当事者であるという自覚がないことが多いのが、DVの特徴のひとつです。
双方が、暴力の原因は被害者側にあると思い込んでおり、加害者は自己を正当化し、加害者は、恐怖感や無力感から、問題解決への意欲を喪失してしまいます。
単なる夫婦げんかと違って、時間が経てばおさまるということはほとんど期待できません。被害者はどんどん追い込まれて、精神障害を引き起こしたり、最悪の場合、暴力によって死亡したり、自殺してしまう危険もあります。
統計的には、加害者は夫の方が妻より圧倒的に多くなっています。